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正規表現の設定例を紹介してください

Repro Boosterの対象URLや除外URL、ドメインの設定において、よく使われる正規表現についてご案内します。

正規表現とは、文字列パターンの記述方式のひとつであり、検索や置換などをはじめとするさまざまなテキスト処理に利用されます。

目次

URL

高速遷移機能およびImage Optimizer機能では、JavaScript の正規表現を用いて、各機能の動作(適用または除外)を制御するURLのパターンを設定できます。正規表現によるマッチングの対象となるのは、スキーマ(httpsなど)から始まるフルURLで、フラグメント(#以降)は含まれません。入力したパターンは部分一致として評価されます。

特定のパスを対象にする</h2> - `^https://example\\.com/?(\?|$)` - `^https://example\\.com/about/?(\?|$)` - `^https://example\\.com/about\\.html(\?|$)` 💡 - 1.は https://example.com および https://example.com/ を対象にします。 - 2.は https://example.com/about および https://example.com/about/ を対象にします。 - 3.は https://example.com/about.html を対象にします。 ⚠️ トップページを指定する際に、誤って`^https://example\\.com/`のようにすると、https://example.com/に部分一致するすべてのURLが対象となるため、結果としてWebサイト全体が対象になります。ご注意ください。

特定のディレクトリ以下をすべて対象にする</h2> `^https://example\\.com/blog/` 💡 `https://example.com/blog/` 以下のすべてのページを対象にします。

任意の名前を持つディレクトリ以下をすべて対象にする</h2> `/images/` 💡 `images` という名前のディレクトリ以下をすべて対象にします。

特定のファイル拡張子を対象にする</h2> `\\.([pP][nN][gG]|[jJ][pP][eE]?[gG])(\?|$)` 💡 jpg、jpeg、pngのいずれかの拡張子を持つファイルを対象にします。

ドメイン

Image Optimizerの導入サイトおよび画像配信サーバの設定では、[JavaScript の正規表現](https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/JavaScript/Reference/Regular_expressions)を用いて、URLではなくドメイン(ホスト名)を対象としたパターンを設定できます。正規表現によるマッチングの対象となるのはhttps://HOST.DOMAIN.NAME/path の HOST.DOMAIN.NAME の部分です。入力したパターンは部分一致として評価されます。

特定のドメインを対象にする</h2> `^example\\.com$` 💡 `example.com` というドメインを対象にします。

特定のサブドメインを対象にする</h2> `^sub\\.example\\.com$` 💡 `sub.example.com` というサブドメインを対象にします。

特定のドメインとそのサブドメインすべてを対象にする</h2> `\\.?example\\.com$` 💡 `example.com` というドメインおよび、 `example.com` のすべてのサブドメインを対象にします。