Video Optimizer機能の概要
Video Optimizer機能は、Webサイトに置かれたMP4形式の動画を、見た目の画質を保ったままデータ量の小さい形式に変換し、Reproの配信サーバーから配信する機能です。お客様がサイトのHTMLを書き換える必要はありません。
💡 Video Optimizer機能のご利用を希望される場合は、営業担当またはカスタマーサポートにご連絡ください。
期待できる効果
動画のデータ転送量が減ります。ユーザーの通信量が減るほか、変換後の動画はReproの配信サーバーから配信するため、お客様のサーバーから送り出すデータ量も減ります。
削減量は元の動画によって大きく異なるため、一律の数値でお約束することはできません。導入をご検討の際は、Reproがお客様のサイトの実際のページで削減量を測定し、結果をご報告できます。
ページの表示速度の指標(LCPなど)の改善は主な目的ではありませんが、ファーストビューに、ページのHTMLに直接書かれていて再生前の画像(poster)が指定されていない動画があるページでは、LCPが改善する場合があります。
仕組み
動画を最新のコーデックで変換し、ユーザーのブラウザが再生できるもののうち、最もデータ量の小さいものを配信します。サイトの見た目は極力変わらないようにしています。
なお、変換後の動画では、5.1chなど3チャンネル以上の音声は2チャンネルにまとめ、音声トラックが複数ある場合は最初の1つだけを残します。また、動画ファイルに埋め込まれた字幕は削除します(HTMLの<track>要素で指定した字幕は、引き続き表示されます)。
変換には、動画の長さや解像度、混雑状況によって約10分から数時間かかります。変換が終わるまでのあいだと、変換できない動画は、元の動画をそのまま配信します。
対象になる動画
ページに<video>タグで置かれた、拡張子が.mp4または.m4vの動画が対象です。
対象にならない動画
次の動画は自動で対象から外れ、変換を行いません。
- YouTubeなどの外部サービスの埋め込み動画
- HLSやDASHなどのストリーミング形式の動画
- WebMやMOVなど、MP4以外の形式の動画
- 主要なクラウドサービスやCDNの方式で署名されたURLの動画
- 一定以上の大きさや長さの動画(現在の基準は、400MBを超える動画、または10分を超える動画です。この基準は予告なく変更する場合があります)
対象から外す必要がある動画
次の動画は自動では対象から外れないため、変換すると問題が起きることがあります。該当する動画がある場合は営業担当またはカスタマーサポートにお知らせください。Repro側で対象から外します。
- 閲覧にログインが必要な動画や、Cookieによって内容が変わる動画(Reproは元の動画をCookieなしで取得するため)
- 独自の署名やトークンで閲覧を制限している動画(変換後の動画には、元のURLの閲覧制限が引き継がれないため)
- 背景が透明な動画(現在はサポートしておらず、変換すると透明部分が失われるため)
- ページのスクリプトで操作している動画(
srcを読み書きする独自の動画プレイヤーや、動画をcanvasに描画して画像を取り出す処理など)。Video Optimizer機能は<video>タグのsrc属性を外して子要素の<source>タグに置き換え、動画を別のドメイン(vo.repro-booster.com)から読み込むため、こうした処理が動かなくなるおそれがあります
お客様のサーバーへのアクセス
Reproは、動画の変換のためにお客様のサーバーから元の動画を取得します。変換が終わるまでのあいだは、元の動画を中継して配信することもあります。取得は、ユーザーのアクセス(動画や再生前の画像の読み込み)をきっかけにだけ行います。
- 取得はBooster CDNのIPアドレスから行います。WAFやIPアドレスによる制限がある場合は、WAFのご利用の有無に記載のIPアドレスを許可してください。
- 取得時のUser-Agentは
Repro-Booster/1.0です。User-Agentでボットのアクセスを遮断している場合は、このUser-Agentも許可してください。 - 取得時にCookieは送信しません。
変換後の動画はReproの配信サーバーから配信し、中継する元の動画もReproの配信サーバーでキャッシュするため、お客様のサーバーへの負荷は減る想定です。
動画を差し替えるとき
同じURLのまま動画を差し替えても、差し替えは自動では反映されません。動画を差し替える場合は、ファイル名(URL)を変えてください。サイトの動画をまとめて反映したい場合は、キャッシュリビジョンを更新してください(ページや画像のキャッシュもクリアされます)。
CSPを設定している場合
CSP(Content-Security-Policy)のmedia-srcまたはdefault-srcで動画の読み込み先を制限している場合は、media-srcでhttps://*.repro-booster.comを許可してください(media-srcを新たに設ける場合は、default-srcで許可している読み込み先も含めてください)。許可されていないと変換後の動画を読み込めず、動画を再生できなくなることがあります。詳しくはCSPの設定の有無をご覧ください。